中年の主張

中年の主張です。聞かなくても何にも支障ないです。

私の事を好きになる文章

WEBライティングの勉強を始めてから、仕事になる文章には必ずそこに目的があると知った。

どうも、徒然です。

はて、私の文章はどうだろう。

私の貧乳がどうだとか(おっぱいについて考える)私の下半身のムダ毛事情とか(私のAmazon)、

そんなことこの世の誰が知りたいんだ、と。ババァの毛なんかどうなっていても興味ねぇ、と。

そんな声が各地からぞくぞく届いておりますので、今回は目的がある文章を書くと決めた次第でございます。

目的

ターゲット…このブログを読んでいてまだ私に対して好意がない人、または興味がない人

目的…その人たちに私を好きにさせる。

最終的な彼らに起こしてほしいアクション…私との結婚。(性別不問。)

と言うわけで全力で私をプレゼンしていきますので、どうか一字一句、私の息吹を感じて読んで欲しい。行きます。

プレゼン開始

「あーあ、彼女が欲しいけど全然好みの人がいない…」

なんてぼやいている人はいませんか?

いざ結婚したい!と思っても理想の相手にはなかなか会えませんよね!

でもそれは本当でしょうか?

もしかしたらその人の事を良く知らないだけで、知っていけばあなたの運命の人はすぐそばにいる!なんてこともあるかもしれません。

そんなあなたにおすすめの物件が私、【徒然(44歳・仮名・バツイチ)】です。

一見すると事故物件ですが、今回はそのイメージを払拭すべく【徒然(44歳・仮名・バツイチ)】を彼女、もしくは嫁にするメリットを挙げていきたいと思います。

徒然(44歳・仮名・バツイチ)のおすすめのポイント

  1. メンタルが安定している
  2. 出世する
  3. 奇跡が存在する

それではひとつづつ解説していきますね!

1.メンタルが安定している

メンヘラな彼女だとあなたも精神的に大変!

その点【徒然(44歳・仮名・バツイチ)】はメンタルがばっちり安定しております!

ただただ陽気。多分皆さんが想像している5倍は陽気です。

そしてびっくりするほどの早口で常人が伝えるのに1分かかる案件も私なら15秒で喋ることが出来ます。あなたの大事な時間を奪いません。おそらく皮膚呼吸かなんかだと思います。

そして酒好きではありますが、酒癖がめちゃくちゃ良いです。変わらず陽気です。変わらずと言うかなんか延々と喋っています。1.75倍速くらいで喋ります。

そういう時はちょっとした環境音楽だと思ってくれたら問題ないと思います。

ちなみに飲んでいない時でも「え…?徒然さん、飲んでる…?」って聞かれるくらいなので、エニタイムエニウェア徒然クオリティをお約束します、ところでなんで学校行事で酒飲んでるって思ったの…?ママ友の千葉さん…?(LINEください。)

2.出世する

そして私といるとあなたは必ず出世するでしょう。

例えばあなたの仕事が山積みで、自宅に仕事を持ち帰ったとする。帰ったら自宅に峰不二子みたいな女。

そんな峰不二子に

「ンあなたぁ~ん、お風呂にするぅぅん?ご飯にするぅううん?それとも…」なんて聞かれたらどうします?

そんなの「私私私!!!絶対私!!!」ってかぶせ気味に答えるじゃん?

仕事は山積みなのに。明日会議なのに。新製品のプレゼンなのに。

頭の片隅にあるそんな思いをも排除する峰不二子、峰不二子っつーか主に峰不二子の乳。

駄目だと思いつつあなたは峰不二子をたらふく召し上がってしまい、そのまま寝て、未完の資料を前に震えながらプレゼンする羽目になって、課長には「なんだね、あの出来は。君の出世は無いと思ってくれ。」なんて怒られて、自棄になったあなたは退社後酒をしこたま飲み、ベロベロになった足で犬のうんこ踏むに決まっているんです。絶対そう。

それに比べ私を嫁にしたらどうでしょう。

あなたが家に帰れば、私がいる。

土産物屋においてあるこけしのようなのっぺりとしたシンプルな顔だち。

峰不二子がデミグラスソースだとしたら、私は無味。素材の味を存分に楽しめる。

あとさー、たしかに峰不二子って巨乳だし美人だけどさー、凹凸が激しいから肉と肉の間にゴミとか汚れがたまってから、絶対。品質管理が大変。

多分お風呂入ってもおっぱいが邪魔で洗えていないとこいっぱいあるからね、あいつ。臭いよ、多分乳の下とか。

対する私、完全にフラットなボディ。

凹凸がほぼなく汚れもたまらないからお手入れも簡単。たまに臭いときは重曹とかに付けたらいいんじゃないかな?素材が丈夫だから。(ちょっと毛羽立つ。)

そしてあなたの仕事を邪魔する色気に至っては、44年かけて極限までそぎ落としました。44年かけて見つけた答えです。

これで自宅に戻ってもあなたは何にも惑わされることなく仕事をこなし、(私はほぼインテリアと化し)次の日のプレゼンでは「とても良かったよ!これで出世コース間違いなしだな!」などと課長に褒められ、ウキウキスキップで帰った帰り道で1億円とか拾っちゃうからね、これもすべて私のおかげ。

3.奇跡が存在する

「とかなんとかいってもさー、徒然って美人じゃないじゃん。俺(私)美人が好きなんだよねー」とかほざいてるそこのあなたに朗報です!お耳をかっぽじってお聞きください!

確かに美人じゃないです。ブスは三日で慣れるとかいうあの技も使いません。

こちとら何年不美人やってきてると思ってんだよ、似ていると言われた唯一の有名人は田村亮子(谷亮子)だかんな、舐めんな。

でもさ、見た?私の事360度くるくる回してみたことないでしょ?

私、めちゃくちゃ可愛く見える角度があるんですよ。角度にして10度…?いやごめん、8度くらいなんだけども。

その8度をあなたに見せ続けるよ。絶対に残りの352度はあなたに見せない。寝てる時でも、ご飯食べる時でもイチャイチャするときでも、私はその8度であなたと人生を共にするよ。

そうしたら私が美人なのは8度であっても、あなたから見た私は100%美人じゃん?「この8度以外は見たことないけど、多分同じクオリティだろう」みたいな脳内補完起こるじゃん?

ね?解決でしょ?結婚しよう。怖くない。

死ぬまで家中くるくる回りながらあなたの後ついていくから。

45分の1の私であなたに挑むから。

まとめ

いかがでしたか?

今までいまいち魅力を感じなかった【徒然(44歳・仮名・バツイチ)】に興味がわいてきたのじゃないでしょうか?

もし興味がわいたよーって方、もう好きになっちゃったよーって方は、何らかの方法で連絡ください。伝書バトなんかがロマンティックで二人の仲を盛り上げるんじゃないかな?って私は思います。

今、ちょうど手元にハトを切らしてる方も、大丈夫!ご安心ください。

私が我が家の裏の山で明日にでも捕まえるんで。

(土鳩かキジバト、お好きな方をお選びください。)

何もかも消えてしまえと思う日には

そりゃあね、ポジティブとか素晴らしいですよ。

どんなピンチに立たされようが、誰かに怒られようが悲しくなろうが、自分を責めることも他人を恨むこともなく、「でもこれも大事な学びだよね!(きゅるん)(人差し指を立てながら。)(何なら片目つぶって舌も出せ。)」みたいな思考は大事なんでしょうね。うんうん。

………出来るか、ばーーーーーーーーーか!!!!!!!!!

みたいな日ありません?

私はあるよ。

人差し指どころか、中指立てちゃう日。片目つぶるどころか両目ひん剥いて舌出すよね。

※写真はイメージです。

だってさー、大人たるべきものみんな日々一生懸命生きているわけじゃん?早起きしてご飯作って、身支度整えて、ってまぁ、このあたりでだいたい私の場合虫の息ですね。その日のHP8割は使ってる。お家にいるけど「お家に帰りたい…」みたいになってる。お布団に帰りたい。生まれる前に戻りたい。

んでそのなけなしの2割で残りの時間乗り切ってんの。その2割を鰹節ぐらいぺらっぺらに細かく切り売りしながら生き長らえてんの、こちとら。

そんな中、ずっとずっとポジティブとかやってられっかっつうのーーー!!!

それでも生きていかなきゃいけないし、明日履くパンツが無けりゃ洗濯機も回さなきゃいけないわけです。そりゃあなるべく早く元気になりたいわけですよ。

こちとら生を受けて44年、中年期に突入し、脂の乗った頃を過ぎ、現状もうパサパサなわけです。パッサパサ。私の人生と言う名の土壌にひび割れ。これ以上の精神的ダメージは命取り。

なので今回はそんな時に私がいち早く元気になる方法を集めてみました。是非皆さまもお試しください。

1・泣いてみる。

大人になると泣くタイミング逃すじゃないですか。良いんです。泣いてください。方法は何だって良い。映画でも漫画でも過去の悲しい思い出でも良いんですけど、とにかく泣いてください。

大事なのはここからです。泣いて泣いて泣きまくった後に、鏡見てください。

なんか自分の世界に没入して泣きながらも脳内では「儚げに泣く私」「悲しみに暮れるか弱い私」みたいなビジュアルイメージとかしてんですよ、人ってやつは。

でも見てみ、だいたいジャバ・ザ・ハットみたいな顔してっから。

それ見て

「あれー?」つって、

「いやこんなシワとかあった私ー?」ってなって、

「私の全シワ大集合してんじゃんウケるー」ってなって、

「まぁいいや、とりあえず酒飲も。」ってなります。簡単ですね。

2・エロい動画を見まくる

これは出来ればエロ動画の中でもめちゃくちゃクオリティの低そうなやつ選んだら良いです。現実ではあり得ない設定、女優の演技がクソ、その男優の白ブリーフは何の意味が?とか、ゴルゴ13リスペクトなの?とか。突っ込みどころ満載なやつがより効果が高いです。

見ているうちに、「現実がこんなエロ動画見たいな世界だったら戦争とか起こらないだろうな…」みたいな気分になってきます。エッロい事考えているときに誰かと争いたいとか思わないじゃん、絶対。

それでもって延々と裸の男女がくんずほぐれつやってんの見るとだんだん「なんか…人間って生きてるな…」みたいな高尚なゾーンに入ってきて現実問題がどうでもよくなります。その後に

「やっべー。今ちょっと危ねぇゾーン入ってたわー。まぁとりあえず酒飲も。」ってなります。マジです。マジだってば。

3・柔らかいものに埋もれてみる

柔らかいものと聞いて何を思い浮かべますか?

そうですね、おっぱいですね。堂々たる「柔らかくて埋もれたいものランキング1位」です。(私一人調べ。)

あなたが女性なら女友達に頼み込んで埋もれればいいし、男性なら、ちょっとふくよかな男友達を一人用意して埋もれましょう。「あれ…?桃源郷って…ここ…?」って一気に極楽浄土です。

そうしたらなんだか楽しくなってきて、「わーん!テンション上がってきた!とりあえず…飲み行く?」つっておっぱいの持ち主と飲みに行きゃあいいんです。桃源郷の感覚が薄れてきたらまたちょちょいとおっぱい揉んでみたりしながら酒飲めばいいんです。つまみはおっぱいです。

その代わりその友達が元気ないときはあなたのおっぱいを揉ませてあげよう。ギブアンドテイク大事。

(私はその胸持ち合わせていないんだけど、どうしよう。)

【まとめ】

悲しいときはおっぱいのデカい友達と鏡をそばに置いて泣きながらエロ動画を鑑賞しつつ、酒を飲んで一瞬世界の平和に思いを馳せるべし。

老化と私

年々脳の記憶装置が劣化してきている。

多分、日常生活の大体の名前を「あれ」とか「これ」とか指示詞で乗り切っている感ある。

そして芸能人の顔や名前はおろか、息子の友達のお母さんとかも結構な割合で覚えられない。顔と名前が一致しない。親と子のセットが分からない。もう親子は紐でつないでいてほしいし、名札着用を義務付けたい。

私と言えば家に一日中引きこもってパソコンをポチポチする在宅フリーランス(ほぼ引きこもり)なんですけど、今まで一人で仕事していたのが2月からチームに入ってお仕事するようになったのでございます。

いやー、人と喋れるって良いですね。

それまでどんなに仕事に詰まっても、一人。なんや訳の分からないバグが起こっても一人。納期前に泣くのも一人。

いくら一人が好きって言っても限度があるだろうと思うくらいの孤独。

咳をしても一人の尾崎放哉状態なわけです。

それが今じゃどうでしょう、どうしてもわからないことがあればチームにチャットを飛ばし、それを先輩方が助けてくれるわけですよ、あああ人って温かい…人って良いね…ニンゲン…ヤサシイ…ニンゲン…スキ…タベチャイタイ…

一人でやっている頃は誰にも会わないから化粧もしないし、何ならお風呂とか3日くらい入らなかったからね。加齢臭の熟成が進むことこの上ない。もう「女として~」とか以前の問題。「人間として」やばいのは薄々気付いていた。

もうねー納期間近で三日風呂入っていない時とかもはや人間の匂いじゃないわけ。私の枕から昔外で飼っていた犬のタロの匂いがしたからね。(享年17歳。)

それが今ではいつ来るか分からないビデオ通話の為だけに毎日お風呂に入るようになりました!お母さん!私、人間に戻ったよ!

で、ここでチームの皆さんと否応なしに顔を合わせることになるのだけども。今回こそは顔をしっかり覚えていかないと仕事にも支障があると思い、チームメンバーの各々の特徴をメモしていく事にした。記憶力は労働力でカバーである。

一人目のAさん。

ふむふむ。とてもまじめで誠実そう。眼鏡をかけていて短髪。清潔感漂う風貌。丁寧。若者。

「Aさん…とても真面目で誠実そう。眼鏡をかけていて短髪。清潔感漂う風貌。丁寧。若者。」とメモ。まじまじ顔を見たおかげで目をつぶってもぼんやりとだが思い出せる。瞳を閉じれば瞼の裏にいる。

数日後、二人目のBさん。

ふむふむ…Bさんは眼鏡…短髪…清潔感…物腰柔らか…え…?デジャブ…??

まさかのBさんも「短髪眼鏡清潔感丁寧若者」。いや…でもBさんの方が若干面長…?あ、前髪がちょっと長いか…??

この時点で目を閉じるとAさんとBさんがコラージュされたような顔が思い浮かぶ。記憶のぼんやりさが加速していき、もう私の中では彼らは双子。ああああ…。

…大丈夫、前髪がちょっと長いほうがBさん、まだダイジョブダイジョウブ…

Bさんのメモに「Aさんよりちょっと前髪長い」と書き足した。

ええとそれで三人目のCさんなんですけど、まぁもう流れは出来上がっていたので読んでいる人は全くびっくりしないと思うのですけど、「短髪眼鏡清潔感丁寧若者」だったんだよなぁ…。(虚ろな目。)

まさかの三つ子爆誕。

いや、でも確かCさんは丸眼鏡だった。うんうん、違う違う、他二人はスクエアタイプだった、多分、うんうんうんうん。

Cさんメモに震える指で「丸眼鏡」と書き足す。

そんな感じでビジュアルの記憶はもうぼろ布のごとく部分的にしか機能していないし、一部屋に三人混ぜられて「さあて、どれがだーれだ☆」なんておちゃめなことやられたら、もう全然分からない自信しかないし、アハ体験くらい凝視してウォーリーを探せくらい血眼になると思うけど、一応ビデオ通話前には名前が出るしね!大丈夫!

(多分だいじょばない。)

健康診断・地獄

別に気にしてなどいなかったわけです。私が貧乳だなんてことは。

ほら、服とか着たとき、ラインも崩れないし、表面積とか少ないから、冷えないような気がするし、あと、あと、

まあ、後は特に無いんだけど。うん。

とにかく別によかった訳です、お胸の辺りの存在感がなくても。私、生きてるし、息してる。

実家の玄関に置いてある土産物のこけしがごとく、存在感を消しながらただそこにあるインテリアとしての地位を確立していたのです。

しかしね、数年前に乳癌健診と言うものを初体験しましてね。

乳癌健診って風の噂に聞くに、アクリルの板二枚でお胸を挟んで、ぎゅーって潰して、腫瘍がないか見るらしいんですよ。

はっ、として、見たよね、胸を。

その存在感の無さに、持ち主ですら忘れていた、私の胸の辺りを。

…ええぇぇ……

…これさ…挟めるの……?

まあまあまあまあ。

まぁまぁまぁまぁまぁ。

私基準では「挟めない」でもさ、医療人にしたら、「や、大丈夫ですよ。」「挟めない胸とか無いです。」みたいな感じかもしんないじゃん?プロだから。各種多様な乳をなん乳も挟んできたわけだから。

だから対策に関してはノープランで挑んだ訳です、今日、健診という日を。

まずは問診。

常用してる薬はあるかとか、

ペースメーカーは使用しているかとか。

んで看護師さんが最後に

「あと…豊胸手術とかはなさってますか?」っつって。

ちらっ、て胸を見て。

…ねぇよ。断じてなさってねぇ。

つうか、なさってこの仕上がりなら、とんだ医療ミスだよ。

そんなピリッとした空気を後に、健診に挑みまして。

つうかね、乳癌健診のおまけみたいに、子宮がん検診も受けたんだけどね、こっちはもう人生で三回目。ちょっとしたベテランの域。ちょいちょいーってあの辺りの細胞取るだけなんで、全然余裕。

せっかくだから向こう三年くらい分まとめて取っていただいても全くダメージないくらいは慣れっこ。

さりとて乳癌健診。

初顔合わせ。怖い。

乳癌検診の部屋には、なんか高そうな機械と美人のお姉さんがいた。

上半身だけ一糸まとわぬ姿になり、私はその時を待った。

お姉さんが、

「あー、じゃあこちらの機械に胸をのせてくださいねー。」

って何気なく言うけど。いやいやいや。

…のせる胸、ないけど?

持ち物に書いてた?

「バスタオル」ってしか書いてなかったけど?持って来たけど?

「挟める胸」って書いてた?持って来てないけど?家にも無いけど?

そしたら看護師のお姉さん、私の胸をじっと見て、「ふむ」みたいな顔してたと思ったら、

失礼しまーす!とか言って、私の胸をかき集め出した。挟む為に。

でも挟むには足りない。うん、だよね。すげぇ知ってる。誰よりも私が。

なんかお姉さんちょっと焦って、

腕上げてください、

あ、やっぱり下げて、

やっぱり下げないで、

みたいに、人体構造的に、無理!みたいな方向に私の腕を誘ったあげく、これじゃだめだと悟ったのか、腹の方とか、背中の方とかから肉を集め出して、いやもう神龍出す気じゃね?位の勢いで集め出して、

やー、それ絶対に胸じゃねえけど、って肉も検診に参加する羽目になってるけど、良いの?大丈夫そ?

お姉さん焦ってる。

私、もっと焦ってる。

もうね。ドラえもんの秘密道具に「チリつもらせ機」って言う、自分の欲しいものを世界中の人から少しづつもらって一個にして手に入れる、せこい機械があんだけど、

あれ使うなら、今だ、って思った。

みんなー!オラにお胸をー!!って。

思った。うん。

なんかもう、うっすら汗ばんでるみたいな看護師さんが、

「じゃ、じゃあ挟みまーす!」

っつって、機械をウィーン、っつって、動かしたら、例の噂のアクリル板が私の胸を(そして背肉と腹肉の寄せ集めを)ぎゅーって押し潰した。

い…

いってえええええええ!!!!

いだいいだいいだいいだい!!!!

もうね、ちぎれるかと。根本から。

容赦ねえの、他人事だと思って。

お姉さんは、はい、力抜いてー、って、

抜けるか!痛ぇよ!!

朦朧とする意識のなか、薄目でアクリル板に挟まれるインテリア乳を見たら、すっげえ潰されて、石割桜(盛岡のお菓子。生産中止。)みたいになってた。変わり果てすぎ。

………こんなの私の知ってる乳じゃない……!!

やっとアクリル板に解放された私とお姉さん、もう、余力、ゼロ。もう戦えない。スライムにもやられる。ただの屍のよう。

おつかれさまでしたー、って言うお姉さんに、おめぇもな、って心でつぶやいた。虫の息で。

そんなこんなで、ちょっとした地獄見て、でも終わったからほっとしてたら、

この地獄、毎年くるらしいって。もう、出家したい。