おっぱいって何だろう。おっぱいは何のためについているのだろう。主に私のおっぱい。
オス!みんな元気?みんなの家族も元気?
ところでなんだけど、みんなおっぱいとどんな風に向き合ってる?
初恋に敗れたあの時も、初めて親に嘘をついたあの夜も、仕事で嫌な事があって泣いたあの夜も、あなたの側にいたわけじゃん、おっぱいって。ただそこにひっそりと。人によっては堂々と。何も言わずただ一心同体でそこにいてくれた訳じゃん。ちょっとした彼氏よりいい仕事するじゃん。
そんな酸いも甘いも共に過ごしてきたおっぱいについて真面目に考える日が来たんじゃないかって、私思ったんだよね。
ねー!!
…いやちげぇの。私今年のGW9連休でさ、最初はひゃふー!つって友達とリモートで酒を飲み、実家のバーベキューで酒を飲み、なんなら何もなくても朝から飲んでいたら、ふと「え、私のおっぱいってなに」みたいな思考に陥っていてですね、多分連日のアルコールで脳が奈良漬けみたいになっていたんでしょうね。怖。酒って怖。
まぁ別の記事でもサラッと触れてはいたんですが、何を隠そう私って近代まれにみる貧乳なんですよ。
戸籍上は正真正銘女なんで、温泉とかでそりゃあ他人の乳を何乳も見てきましたけど、悪いけど貧乳ぶりで私に勝てるものはいなかった。もうぶっちぎりだからね。ぶっちぎりの貧乳。三馬身差の余裕のゴール。歴代貧乳アワードで優勝、後に多分殿堂入りもしてる。
つうか貧乳って言うか、もう貧しいとか豊かとかいう問題じゃねーの、物理的に有るか無いかで言ったら「一見存在しているようには見えないがある可能性も否定しきれない」位の感じの心許ない感じなわけです。私のおっぱいって。
ただおっぱいと言う概念だけがそこに在る。その概念だけで虫の息で女やってんの。
長男には
「胸側であるか背中側であるかはおめぇの顔の向きで判断している」旨の事を言われ、
次男もしょっちゅう私を貧乳ネタでいじって来るので
「つうか隠しているだけで実はお前が想像している3倍はデカいんだぞ」と言ったら
「え…?ゼロには何かけてもゼロだよ…?」って不思議そうな顔をされた。
彼にとって母の乳の質量はゼロらしい。
挙句の果てに私を産んだ母ちゃんまで風呂上がりの私を見て「可哀想…」とつぶやくなど。
いや、私の原材料お前だかんな。(小さい)胸に手を当ててよく考えろ。
ってここまで書くと思うじゃん?
「そもそも細身体型で贅肉がないのでは?」みたいなさ。乳だけじゃなく全身スレンダーなんじゃないのー?気にすることないよー?みたいな優しい幻聴とかも聞こえてくるじゃん?(アル中初期症状。)
ところがどっこい。
44年間生きてきたけど、一瞬たりとも痩せていた時代が思い出せないんだよねー、多分前前前世くらいまで遡らないとないんだよね、その記憶。
なんせ生まれたときが3970gって言う。
参考までにいうと当時の赤子の平均出生体重が3.2㎏だからね。約1.25倍。25%増量サービス。どっかのカップ麺の売り文句かと。むしろ母ちゃんよく産んだなと。どうなってんの人体の神秘、と。
そんな星のもとに生まれていますからね、周囲の期待を裏切ることなく今も何かそこそこデカいわけです。
腹とか太ももとか顔とかケツとかまんべんなくたわわに実っているのに。何なら毎年前年の収穫高を更新する勢いなのに。
胸エリアだけが毎年不作。多分土地が痩せてる。
でさ、話変わるけどフリーザって知ってる?
あの人さー、第一形態から始まって、第四形態まで進化するのね。
んで見た目においては第二形態ですげーデカくなって、いや今でこのサイズって最終形態どこまで大きくなるの?!って思ったら最終形態はなんか小さくなっちゃってさ。デザインも最初に比べてつるっとしててさ。
でも最終形態つえーの。めちゃくちゃつえーの。マジこえーの。夜道で合ったらちびるくらいこえーの。
私の胸もそれと同じ。最終形態なだけ。見た目あれだけど、なんか、多分、つえーから。
(思わぬところで自分の胸が時代を先取りしたことに気付いてオラ全然ワクワクもしないけれども、全世界の女子はみんな私に続け☆)